@フランス
1994年8月ヨーロッパ四か国めぐりロマンチック街道の旅
フランス・スイス・オーストリア・ドイツ とめぐりましたぁ!

白雀オフラインツアー/@フランスの旅

◆なんとか思いだしましたぁ!30年ほど前の外国旅行でおます。

☆まずは、2021年のフランス事情からでおます!
これは 現在のエッフェル塔でおます。1889年完成。
年月を経て、リニューアルの跡がおますなぁ!

*写真:ライトアップされたエッフェル塔/最新版
世界中が、驚きの建造物です。第四回パリ万博のシンボルです。 渋沢 栄一は、これより20年ほど前の第二回パリ万博にフランス訪問です。


☆ エッフェル塔は、フランスの首都パリを代表するシンボルのひとつとして、
人気ある観光名所となってますんや。
1889年にフランス革命100周年を記念して、
第4回万国博覧会がパリで開催されましたぁ。
パリ万博を成功させるために、
ギュスターヴ・エッフェルが、
世界中をドヒャッと驚かせる設計をしましたんや。
 当時のフランスの最高技術を集めて造られた鉄骨建造物でおます。
塔を支える広げた斜めの脚、
それを上り下りするエレベーターも作られたんや。
水圧式の動力はでけてまへん。お飾りやったんや!
お客はん、階段を上って50m上の二階の展望台へ上がったんやってぇ!
三階の展望台には、勿論階段で真上に上がりましてんや。200mほどかなぁ?
パリの街を360度も見れるんやぁ。
みなはん、絶賛やったんやそうな!
他に高い建物が無い時代やもんなぁ!

・それに、会場内にゃ、鉄道を敷いて客車を走らせたそうな。
もちろん 蒸気機関車が引っぱってやぁ!
 132年も前のことですなぁ!新技術の発表会でおますぅ!
新しい娯楽なんかの発表もあったそうな!

・そのパリじゃ、その20年ほど前にも、万国博覧会をやってましてんや!
1867年第二回パリ万博でおます。明治維新のすぐ前の年でしたぁ!
この時に、行ってましてん。渋沢 栄一もなぁ!
江戸幕府にしちゃぁ、粋なはからいやってんや。使節団ってぇ!
化学技術の凄さにびっくり仰天したんやそうな?
ほんでぇ、一年半もおって、フランスの商工業を勉強して戻ってきてんや!
それを生かして、今も残る財閥をつくったんでんなぁ!
明治の経済の英雄になりましてんや!
今年のNHK大河ドラマに出てきてまんなぁ!!
くわしゅうにぃは、このドラマでお楽しみくださいな!

・まだおます。第五回パリ万博、1900年でも開いてまぁす。
フランスの化学工業の見本市でおましたんやそうな?
この時のシンボルは、観覧車ということかなぁ?
それに、エッフェル塔の斜めに上り下りするエレベータも完成でなぁ。デモンストレーションでんなぁ!
エスカレーターや動く歩道もあったんやそうな!ほんまの ハシリですがぁ?
この時かなぁ、映画も初期の物が出てましてんや!
フランスは、映画の発祥の地でおましたんやぁ!

☆ほんじゃ、フランス映画の作品を一つでおます。
おいらも、この映画よう憶えてますわぁ!
勿論字幕スーパー版ですがぁ。
「シェルブールの雨傘」

*1964年 世界中が涙したフランス映画/ミュージカル「シェルブールの雨傘」のサウンドトラック版
・スタート

監督・脚本 ジャック・ドゥミ
登場人物/出演者/歌ってる歌手
・ジュヌヴィエーヴ・エムリ  
演技 カトリーヌ・ドヌーヴ
歌 ダニエル・リカーリ

・ギイ・フーシェ  
演技:ニーノ・カステルヌオーヴォ
歌:ジョゼ・バルテル

音楽  ミシェル・ルグラン
フランス語 / 全編音楽のみで地の台詞が一切ない完全なミュージカルである。
映画としては画期的な形式であった。
ルグランによる音楽が大評判となり、特に主題曲は世界中で大ヒットした。
出演者は歌の素人のため、すべて歌手による吹き替えである。 
「互いに愛し合っていた傘屋の少女と修理工の若者が、戦争に引き裂かれ、別々の人生を歩くまでを描くミュージカル。」
・ふうぅん 歌手と役者が、別々の人やってんかぁ。知らんかったなぁ!
2020年は、コロナ禍でスティホームが続いたんで、
ネット映画で人気してんやったぁ!
もう一つおましたなぁ!
「悲しみよこんにちは」なんて映画もなぁ。
これもロングラン興行でおましたなぁ!


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  


白雀のフランスの旅1994年!

  これ ほんまのツアーでおます!


(1994.08.01.のこと)
☆1. それじゃ、実際に旅行した足跡を辿ってみまぁすぅ!
初めての二週間、ロングランの海外ツアーでしてんや!
それはもう、大満足のヨーロッパツアーでおましてんや。
写真機は、ちっちゃい軽いバカチョンカメラを持ってですなぁ。
まだ、デジタルカメラありまへんでしたぁ。
もっぱら、フィルムカメラの時代でおましたぁ!

・頃は1994年8月でおましたぁ。
大阪国際空港から、海外旅行でける最後の8月でおましてん。
あくる9月からは、関西国際空港が開港しますんや!
大阪湾の埋立地、海上にでけた空港なんやそうな?
しかも、乗った飛行機も数少ないプロペラ機でしてんや!
飛行機会社、 エールフランスでしてんでなぁ。
それに、南回りでおましてん。
赤道の付近をとおるんやがぁ、エベレスト山を見れまへん。
時間はかかるし、よう揺れますしなぁ。
香港で、途中の給油までしますんや。
なんやかんやで、14時間半もかかりましてん!
夕方に離陸してなぁ、朝早い時刻に着陸しましてんや。眠りっぱなし!
着陸したのは、フランスのパリの広い広い空港でしてん。
シャルル・ド・ゴール空港でおましたぁ!

・タラップで降りた時、添乗員はんの声!
「ターミナル エーで降りてください!」
それを耳で聞きもって、バスに乗りましたぁ。
広い滑走路やん、バスで移動でっかぁ?
うわぁ 通勤バスなみやん、満員!
ガクンがくん、 急に止まったバス。
おじさんの大声!
「アッ!」
なんやねん 事故かぁ?
将棋だおしになるのを踏ん張って、
みんな、そない思うてん!
いっちゃん前にいたツアー仲間がぁ
「着いたでぇ、ターミナルエーやぁ!」
あっ そうやん、フランス語かぁ!
みんな フランスに来たこと、実感しましてんや!

・ターミナル A で、みんな観光に出かける仕度でしたぁ!
トイレ・洗面・着替えなんかでんなぁ。
早朝なんで、時間も空間もたっぷりでしたぁ。
お金の両替もしましてん。銀行おましてん!
確か 1フランが20円やったぁ。
このころは、円高で1ドルが100円ぐらいやったぁ?

・ここでエスプレッソちゅうコーヒー飲みましてんや!
生まれて初めてでしてんや。おいらぁ?
入れたての熱いコーヒーなんで、
泡いっぱいのなぁ泡だらけにしてぇ。
それが空気に触れて早く冷めるようにしてることをなぁ!
そんでぇ、速く飲めるようにしてるんやってぇ!
駅にあるスタンド コーヒーでんにゃ。急いでまんにゃ、早くしてぇ!
ほんで エスプレッソ(英語エキスプレス) かいなぁ!
こんなこともあって、
シャルル・ドゴール空港くっきり記憶ですねんや!

☆2. 観光バスでパリ市内の観光でおます!
車窓からの市内観光!
なんか、同じとこ、走り回ってた気するなぁ。
旧市街地のメインストリートを回ったんやろなぁ。
パリっ子が誇り、昔からのパリの街なんやってぇ!
いつも窓の向こうにエッフェル塔が見えてましてんや!
なんせ、電波塔まで入れたら324mの高さなんでぇ。
なんちゅうかぁ、目だたん色やってん。ブロンズカラーでなぁ!
鉄塔やん、色は塗りかえてるんやそうな!
ノートルダム寺院・シャンゼリゼ通り・凱旋門・ルーブル美術館・
オルセー美術館・オペラ座・セーヌ川・五アベニューとかなぁ。
まず 車窓から、パリの全貌をしっかり見ぃなはぁれや!
ガイドはん、日本語でしゃべりまくってた気するわぁ!
家並みなんかも観てるんやがぁ、記憶おまへんなぁ。
はようエッフェル塔、上りたいんやがぁ?
分かりましてん、駐車場が少ないやってぇ!
旧市街地は、建て込んでるでぇスペースないんやろなぁ?
日本の観光バスみたい、便利に乗り降りでけへん?
ほんでぇ、休憩も兼ねて土産物屋さんでしたぁ。
まぁ トイレと買い物でんなぁ。
日本人店・日本円でやん、気楽でおましたぁ!
外を眺めてたら、カフェあちこちにおましてん。
ナビチャン「あっこ、はいりたいなぁ?」
あきまへん、団体旅行なんで、時間の融通でけしまへん!
あいや、単独行動なんて、絶対あきまへんでぇ!
じっくりの観光にゃ、もう一度ゆったりリピートでなぁ!でおましたぁ。

☆3. 観光の順番は、あんまし記憶おまへんのやがぁ?
まず ノートルダム寺院へ行った気しますわぁ。
バスは、どっかへ行ってしまいましたがなぁ?
広い大聖堂やわぁ!という記憶おます。
ぎょうさんの人が座ってましたな。礼拝者?
おいら、とんとフランス語わかりまへんにゃ?
あれぇ ほんまにガラスやろかぁ?
でっかい窓ガラスに絵が書いてあるんですわぁ。
いわゆるステンドグラスでおますなぁ。
文字の読み書きがでけへん礼拝の庶民、
そんな信者のために聖書のお話を絵物語や。
分かりやすう知らしてますんやな!
長い階段を上がって、50mも上のほうにいけるんやそうな。
何があるんやろ?
へぇ入場料がいるんやぁ!
まあぁな、 日本でも、拝観料いるもんなぁ!

*写真:ノートルダム大聖堂
写真や物語で出会ったことある寺院やがぁ、ほんま荘厳なもんでおましたぁ!


☆4. ルーブル美術館へ行きましたぁ!
世界に名だたる美術館、むっちゃ期待してましてんやがぁ?
世界的に有名な作品は、殆ど海外の美術展に貸し出してましてんや!
おいら、殆ど、知らないもんばっかしでえぇ。
まるで、シャッター街の商店街みたいやってん。
おお あったぁ!これ観たことある絵やぁ?
これ モナ・リザの絵やん。
木製の板にあるほほえみやぁ!
これ 教科書に載ってたなぁ!
ほやがぁ、ぎょうさんの頭が邪魔でしてん。
ナビチャン、半分しか見えへんでぇ?
前の人らが、みんな移動するん待ってられへんわぁ!
なんせ、玄関での 集合時刻おますんやぁ!
あっ ミロのビーナスの像もあるわぁ! ここは、あんまし人だかりおまへんでしてん。 これ 世界中で、展覧会あったんやったなぁ。 もう一つ、知ってるんがおましてん。 サモトラケのニケでおますぅ。 白い彫刻でして、見逃すとこやってん。 背の高い人らの頭の上に、ちょっと見えてましてんや。 そうや、これバラバラでみつかったんやったなぁ。 羽根のある兵士の像みたいやわぁ? すごいなぁ、復元してんや! 絵画や彫刻を観るんじゃのうて、美術館の内部を見学したちゅうこってすな。
200年も前からあるんや、展示数ぎょうさんやったぁ。
どんどん歩いて、ルーブル行ってきたでぇ!感覚だけでしてんや!

*写真・ルーブル美術館
まぁ 建物がでっかい。じっくり観てたら、何日かかるかいなぁ?こりゃぁ 博物館でおますなぁ!


☆5. シャンゼリゼ通りに出て、凱旋門の観光でおましたぁ!
ああ そうやってん、明日の午後に自由行動の時間があってんや!
バスに乗ってから、明日の予定を再度通知されてわかったぁ。
詳しい絵地図をもらてましてんや。
明日は、ランチの後に、ルーブル前で解散なんやそうな!
そうかぁ、自由行動なんやで、じっくり鑑賞しなはぁれや!かいなぁ。

・バスは、シャンゼリゼ通りにきましたぁ!
なんや 広い大通りやんかぁ?
車が、ぎょうさん走ってて魅力ある繁華街じゃおへんでぇ?
小説や映画にでてくるシャンゼリゼ、そんな有様やおへん。
まるで、雰囲気ちゃいますがぁ?
その大通り(アベニュー)の西の端にあるしゃるる・ド・ゴール広場になぁ。
でっかい凱旋門がおますんや!
これ ナポレオン将軍が、勝ち戦でフランスに凱旋してきた時の凱旋門じゃおまへんわぁ!
後世に造られたフランスの戦勝記念の建造物でおます。
ナポレオンの死後ちゅうことでんなぁ!
エトワール凱旋門でおます。
現在のフランスの建国に活躍した兵士、
名前なんかが壁面にあるみたい。
表面にぎょうさんの彫刻が、くっきり刻まれてますねんや!
下には、多くの戦死兵の墓があるんやってぇ!
高さ50m幅45m奥行25mという、どでかいもんやぁ。
てっぺんじゃ、展望台になってますんやぁ!
250段ほどの階段、その上やそうな?
屋上から、パリの街を観た記憶おまへんなぁ!
多分、階段を上ってないんやと思いまっさ!

・蛇足ですがぁ、他にも古代からの凱旋門があちこちにおますんやぁ。
ナポレオンが、戦勝して戻ってきた凱旋門じゃありまへん。
まぁ パリにゃ城壁があってんやからなぁ。
出入りした門も、あちこちあったんやろなぁ?

*写真:シャンゼリゼ通りから観たエトワール凱旋門
五つのアベニューが集まってきてる広場にあるエトワール凱旋門。ほんでぇ、エトワール広場ともいうんやそうな!


☆6. バスでセーヌ川を渡り、新市街地にあるホテルへ入りましてんや!
このホテルは、ニッコウ・ド・パリでしてん。
日本の宿やと思うたら、なんか安心感おましたぁ。
ほんでも、夕食はというたら、バスで安いレストランでおましたぁ。
ほかの旅行社のお客はんと一緒でしてん。
ほんでぇ、日本語ばっかしが飛び交ってましたわぁ!
旅行の情報交換もしてましてん。
働いてる人も日本語やぁ、
ほんでかぁ ほっとする時間やったなぁ。


☆7. 外は、夜になってましたぁ。サマータイムの9時ごろやったぁ!
日本のようなチカチカ・グルグル・カラフルというネオンがなかったような気しまっさ!
エッフェル塔の下まできましたぁ!
上のほうの階段を人が上ってるわぁ!
ああ 展望台があるんやなぁ。
こっから、歩いていくんかいなぁ?
大丈夫、エレベーターがおましてん。
このエッフェル塔、広げた脚の斜めにエレベーターがおましたぁ!
8こあるんやったなぁ。
鉄骨ばっかしの塔なんで、すけすけでしてん。
うまいこと、普通のエレベーターの箱になってましたぁ。
床が、斜めちゅうことありまへん!

・展望台にゃ、観光客ぎょうさんいてやはぁりましたぁ!
夜のネオンの街は、日本のほうが豪華なんでぇ?
びっくりした記憶、おいらおまへんがぁ?

*写真:
おっそろしかったなぁ、斜めに上るエスカレーター!展望台からの景色、あんまし感動した記憶おまへんわぁ?


☆8. すぐ近くのセーヌ川の堤防にやってきましたぁ!
そんな高い堤やなかったぁ。大阪の淀川ほど!
歩いたが、広い道路やったなぁ。

・子どもの頃に読んだ物語「三銃士」やぁ!
セーヌの川端を走り回るダルタニヤン、
そんなようすを思いだしましてん。
※あらすじ
フランスの田舎ガスコーニュ出身の長い剣を操る若者、
立身出世を夢みるダルタニャンが、銃士になるべく都会パリに出てきた。
銃士隊で有名な、アトス・ポルトス・アラミスの三銃士と協力することになる。
次々と、迫りくる困難を解決していく痛快な物語である。


セーヌの川端にゃの実際は、露天で黒人がジュースなんかを売ってましたんやぁ!
そうそう 思いだしましてんや。ナビチャンがぁ?
ここで、観光船に乗りましたぁ!
うん セーヌ川のナイトクルーズでおましたぁ。
エスカルゴのディナーつきじゃおへんかったなぁ?
歌って、踊ってなんてなぁ?
そんな船内やった気するぅ?
言葉まるで分からん、おいら寝てましてんやろな?
なんせ日本じゃ、真夜中ですがなぁ。
まぁ 日本でいうなら、川下りやなぁ!

・セーヌ川の土手を歩いてなぁ、ホテルに戻ったんやわぁ!
夜12時ごろやってん。
寒くはなかったがぁ、おいらの夢は消えましたなぁ!
添乗員はん、ホテルの公衆電話すいてるから日本への通話を勧めましてん。
ああ そうやん、日本のこと忘れてましてんや?
ううぅん あっちゃは、朝7時かぁ、たたきおこすかぁ!
部屋からの電話、うまいこといけへんのやそうな?
料金も高いしなぁ!
公衆電話からなら、楽勝やってん。国内通話してるみたいやったぁ!


☆8. 朝、持っていってた目覚まし時計のけたたましい音、おきれましたぁ!
そうやん、このホテル枕銭いらんかってん。
朝食レストランに入ろうとしたら、
やんわりとあちらですよ!と教えられましてん。
朝食のバイキング会場じゃ、日本人客で込み合ってましてん。
ああ 集合時間に遅れましてん。みんなバスに乗ってましたぁ!
かなりの時間、バスに乗ってた気しますわぁ。
パリの街並みのきれいさについて説明を聞いた気しますぅ。

☆9. さぁさぁ ベルサイユ宮殿の見学でおますわぁ!
ああ ブェルサイユ(Versailles)とかきますなぁ!
パリの南西22キロに位置する、イヴリーヌ県ヴェルサイユにある。
外から観たら、すんばらしい宮殿なんやがぁ?
内部に足を踏み入れたら、ほんまぁ何もないんやでぇ!
あるんは、天井と壁面の模様とか絵があるだけでしてん。
みなはん、フランス革命のすざましかったこと、
先刻ご存知ですわなぁ!
この宮殿なぁ、外箱だけで中はからっぽだんにゃ。
中国の北京・紫禁城(故宮)みたいやん。

日本人は団体旅行なんで、日本語案内人がついてきて説明です。
ほかは、ある程度の人数でガイドがつきます。
勿論、言葉でもわけてるみたいでしたぁ!
それが、次々と部屋に入ってきます。
いつのまにか、部屋の中は満員でしてん。
大声でがなりたてるガイド、落ちついて話すガイド、入り乱れての説明でしたぁ!
一部屋に一グループが原則なんやと添乗員はんが言う。
ほんでも、みんな次の時間があるんで詰めてくるんやそうな?
なんや、説明するガイドはんの稼ぎの都合かいな??
観光客は、どないしたらええんやぁ!!
説明なぁ、分からんままに次の部屋でしてん。
日本語ガイドはん、顔しかめもって大声だしてたぁ!
哀しい哀しいマリー・アントワネットの物語をなぁ?
まぁ ええかぁ。みな、そない受けとめててんやろな?
「ここが、マリー・アントワネットの何々の部屋で・・・。」ほどやもん!
添乗員はんから、説明プリント、もらってましてんや!

・パリの南西の22kmにあって、イヴリーヌ県ヴェルサイユにおましてん。
バロック建築の代表作で、豪華な建物と広大な噴水のある美しい庭園がおます。 
ヴェルサイユ宮殿は、ルイ14世が考えて建造させた宮殿でおます。
宮殿内には、地方の有力貴族の居住空間も用意されましてん。
権力の一極集中でおますなぁ!
まぁ 家来を足元に置いて、従わせていたたということでんなぁ!

・美濃の国・斎藤道三も稲葉山の麓に重臣を住まわせて管理し軍備ともしたぁ。
そう 勝手なことをさせへんかったんやぁ!
ルイ14世よりも、100年ほど早いんやでぇ。
以来、信長も秀吉も家康も、そうやって城つくりしてましたなぁ!
おっとっと、脱線してもうたわぁ。

・ブェルサイユ宮殿は、フランス絶対王政の象徴的建造物ともいわれましたぁ。
宮殿は、ルイ14世や王族と貴族たちが国政を議論する場でありましたぁ。
時には、社交場でもあった。
その中で生まれた、さまざまなルール・エチケット・マナーが今でも残ってるんやそうな!
ほんまぁ、丸ごと抱えててんやぁ!

※噴水庭園の話/日本語ガイド:
ヴェルサイユには、近くに水を引く川がない。
ルイ14世は、10km離れたセーヌ川の川岸に、
マルリーの機械と呼ばれる巨大な揚水装置を設置した。
川岸の上に水を揚げさせた。
そして、古代ローマに倣って、
水道橋を作って、水をヴェルサイユまで運ぶ。
水を巨大な貯水槽に溜め込んだ。
こうして、水なき地で常に水を噴き上げる噴水庭園を完成させた。
自然をも変えるという、
王の力を周囲に示した!
・広い庭やがぁ、あんまし歩いてまへん観光客!
ガイドはんの声、よう聞こえましたぁ。
確か、ツアーメンバー16人やった気するぅ。
いろいろな話を聞いたがぁ、この噴水の話は、よう憶えてますわぁ!

ルイ16世の王妃・マリー・アントワネットの哀しい物語は、
とんと憶えてまへんなぁ?

フランス革命200年祭の時、
宝塚歌劇で「ベルサイユのばら」がロングラン公演してましたぁ!
先に漫画でヒットした作品やぁ。
それをオペラにしてんやったぁ!
タカラジェンヌの舞台公演45年も続いてんやぁ!
ほんでかぁ、あんましマリーアントワネットの話?
パリでの記憶、おいらないのわぁ!

・ああ もう一つおましたぁ、記憶がぁ!
でっかい駐車場のバスに戻ってきた時、トイレタイムおましてんや。
ほんでぇでっかい便所に入りましたぁ。
そこにスタッフがいてましてん。
なんや?と思うたんやが、通りすぎてん。
おお 両手つかんで止められましたぁ。
そうやん、有料でしてんや!
慌ててコイン出しましたぁ!
ツアーで行く観光地じゃ、殆ど無料でしてんや!
ここむっちゃきれいなW・Cやぁ、変や思う点やがぁ?

※参考になればええんやがぁ!:
ヴェルサイユ宮殿|ヴェルサイユの宮殿と庭園 |世界遺産オンラインガイド
https://worldheritagesite.xyz/contents/palace-of-versailles/


☆10. 凱旋門のあるド ゴール(エトワール)広場に戻ってきましたぁ!
五つの広いアベニューが、集まってきてましたわぁ。
ナポレオンが、ごちゃごちゃしてたパリの街をつのアベニューで一新してんやそうな。
ふうぅん きれいな街並みやなぁおもうたぁ!
シャンゼリゼ通りもすっきりしてましたぁ。
おんなじ高さのビルが並んでましてん。
下にゃ、お店がある。
ぎょうさんの人らが、ウインドウショッピングしてましたぁ。
すんばらしい光景でおましたぁ。
ほやが車がぎょうさん走ってる道路の両側なんでなぁ、
おいら今一やってん!
大阪の心斎橋筋商店街と比べてしもうてんやぁ?
なんかダサイ感覚でおましたわぁ!

*写真:シャンゼイゼ通りから見た凱旋門
これナポレオンの夢か?パリの五街道の真ん中に凱旋門を造ってぇ、凱旋するぅ!


☆11. ランチの後、ルーブル美術館の前でバスを降りましたぁ!
そう 今から自由行動のフリータイムでしてんや。
地図を見ながら、夕食時刻までにホテルに戻る!
「もう ルーブルええわぁ!」とナビチャン。
そんなんでオルセー美術館に行くことにしたぁ。
テクシーで行くかぁ?
タクシーで行くかぁ?
横から、別のカッップルも行きたいという。
一緒に行くことになって、歩きだしたぁ!
ほんでも、歩いたら時間がもったいない?
ほんでぇ、並んでるタクシーに乗ることにしたぁ。
おお ルノーばっかしやん。
カブトムシみたいやなぁ!
4人で乗ろうと、助手席ドアあけてん。
「ノーノー!」とVサインだしたぁ、運ちゃん!
なんやぁ?
あっ そうかぁ、助手席あかんのやったぁ!
二台に分かれて乗ったぁ!

・オルセの玄関に入ったらぁ、ネコの絵がぁ?
おいでやす・・・やってんやぁ!
そんな気するなぁ?
ここは、印象派の美術館でおましたぁ!
撮影禁止の看板おましたぁ。
あっ そうやぁ、ルーブル美術館は、撮影OKやってんや!
絵画・彫刻・レストランなんかあったぁ。
上にあがるほどにぃ、休憩もでけたなぁ?
1900年前後の印象派のもんばっかし集めてるんやったぁ。
それより以前のもんは、分けてルーブルにあるんやそうな?
ぎょうさんありすぎて、鑑賞した感触が残ってまへん!
ゴッホ・モネ・ミレー・クールベ
マネ・ドガ・セザンヌ
ルノワール・ゴーギャン・ロダン

記憶にあるんは、歩き回ったんで疲れた感でしてん!
ほんでも、建物がすんばらしいかった記憶おますねん。
・ここ、1900年のパリ万博じゃ、ホテルでしてんや!
建設した鉄道のオルセ駅の前にありますねん。
勿論、メトロの駅もおましたぁ!

*写真:パリのオペラ座
オペラ座の中に入った記憶、まったくありまへん。多分、休みやってんやぁ!


・オペラ・ミュージカル・映画・舞台で公開された「オペラ座の怪人」は有名ですわぁ!
日本でも、劇団・四季の公演おましたなぁ!

※参考:
オペラ座の怪人
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/meisakudrama/meisakudrama/operakaijin.html1920年版(フランス)
著者:
ガストン・ルルー
原題:ガルニエ 宮

・ナポレオン時代に造られたオペラ座・ガルニエ宮は、今もバレエ・ホールとして使われている。
エッフェル塔のように、鉄骨で組み立てたもので2000席ほどある。
天井にシャガールの絵がおましてん!
現在では、
1989年に新しいオペラ劇場としてオペラ・バスティーユ宮が完成しましたぁ。
ここじゃ、国立オペラ劇団の公園がおこなわれてまぁす。
まぁ そんなんで、見学はでけしませんにゃ!
見学するなら、旧オペラ座がええんやわぁ。
そんな ガイドはんの説明やった記憶おまっさ!


☆12. ホテルに帰る時刻に気づくん、遅れましてんや!
なんせ、あちこちうろうろしてる間に夕方になってましてん。
ほやがぁ、太陽は、そない低いもんやおへん?
まだまだ、明るいんでおます。
そうでんにゃ、7時間遅れの時差があるんでぇ眠たいんですねん。
それに、夏時間(1時間繰り上げのサマータイム)でもありましてん。
夜の9:30ぐらいまで暗くなりまへん。
慌てて、ホテルに戻ることにしましたぁ!

・衆議一決しましてん、一緒に動いてたツアー仲間!
折角やから、地下鉄で戻ろう?
みな、もろうてた絵地図、必死で確かめましてん!
メトロを利用する時の手順を?
添乗員はん、フランス語の下側に日本語を書き込んでくれてましてん!
改札機の横に券売機おましたぁ。
分からんのは、料金ですわぁ?
オルセ駅からの料金が書いてあってんで、そのチケットで乗りましたぁ!
駅員は、アフリカ系の人でしてん。
電車の中は、薄暗いもんでしたぁ。
座ってる人もそうでしてん。
駅着いて、地上に出てもなんかようわかりまへんにゃ!
その辺に座り込んでるアフリカ系の人になぁ、
ホテル、ニッコー・ド・パリ?
と指指したら、O Kやってん。
あちこちで、こんな姿をみかけましたわぁ!

・1994年じゃ、不況のフランス経済の頃でしたんや!
仕事に溢れた労働者が、あちこちでたむろしてましてんやな?
ド・ゴール大統領の時代にゃ、人口が増えすぎるということで産児制限しましてんやったぁ!
ところが、最近になって、そのあおりで労働者不足でしたぁ。
そこで、アフリカから労働者を呼び込んだんやったぁ。
今度は、経済の不況で労働者が余るようになりましてんやなぁ!

・ホテルは、絵地図じゃ、すぐわかったぁ!
エッフェル塔の近くのセーヌ川を渡った新市街地におましてんや!
目立つ色の高層ホテルでおましてん。
ケーブルテレビで日本語放送の時間おましたぁ!
日本語の新聞もありましてん。
日本からの旅行社にゃ、ありがたいホテルでおましたぁ!
料金も一流やないんで、リーズナブルなんやそうな。
現在では、他の会社の営業となってるみたいですわぁ!

・ホテルに到着したら、ディナー会場へ向かうバスが並んでましたぁ!
みな、出かける直前でしてんや!
その夜は、何を食べてんかなぁ、とんと記憶おまへんにゃ!
朝、起きたら忙しいんでおますぅ。
早朝、フランスを離れますんやわぁ!
荷物を整理してトランクに詰めますんや。
朝飯会場に行く前に、ドアの外にトランクを出しとぉきますねん。
専門のボーイはん、ロビーまで運んでくれましてん。
ほんでぇ、急いで急いで、朝飯でおますぅ。
身支度を整えて、ロビーへ集合でおますわぁ。
まず マイトランクの存在確認でおます。
空港・駅・ホテル・バスとかで、この確認作業を何べんもしましたぁ!
他に紛れて、とんでもないとこまで行ってしもうてた仲間がいましたぁ。
かわいそうにぃ、着の身のままでなぁ、何日もやってんや!
デジタル化の現在じゃ、タグつきのトランクがネットで存在確認でけるもんな!
今からドゴール空港へ行きましてなぁ、スイスへ飛びますんや。 フランスよ、さいならやぁ!
いやぁ ずいぶんと面白いもんでしたぁ!
時間、時間、時間となぁ、慌ただしい団体旅行でおましたぁ!   by 白雀(2021.03.07.記)