Cドイツの旅

1994年8月ヨーロッパ四か国めぐりロマンチック街道の旅
フランス・スイス・オーストリア・ドイツ をめぐりましたぁ!


白雀オフラインツアーCドイツの旅

◆最後の訪問国であるドイツにバスで乗りこみましたぁ!


ドイツ(datch)の国土 地図を思い出してみましたぁ!
南北に長い縦長もんでしてん。
南西にフランクフルトおましてその東にミュンヘンですかぁ。
北西にローデンブルグおましたなぁ。
北東にベルリンあって、復興事業が始まってましてん。
1991年のベルリンの壁の崩壊まで、東西に分けられていたんやがぁ。
ドイツ国の統一ベルリンとなり、再び首都ベルリンとなぁ。
でも今回の観光コースにゃ入ってまへん。残念!

D1 ドイツ観光の目玉は、ノイッシュバンシュタイン城でおます。

*写真:  ノイッシュバンシュタイン城
立ち並ぶ古城の中に、想像で造ったという変なお城でおます。それだけに人気があるんやぁ!



世界の観光客から、いっちゃん人気あるお城ですんや。
これ 古城じゃおまへんでぇ!
中世の古城じゃ、煉瓦を積み上げてますねん。
ほんでぇ、赤茶色してまんにゃ。
もちろん、城壁でぐるりと囲んでます。

・この新感覚のノイッシュバンシュタイン城、ちゃいまんにゃ。中世の古城とはなぁ!
煉瓦だけやおへん、これコンクリートや鉄骨なんかも入ってるんやそうな。
この白い色のお城、レンガの上から石灰石で化粧してますんや!
山の上にありましてなぁ。
それに、高くそびえてますんや、豪華な建物でおます。
近くからより、ちょっと離れたとこからのほうが
全体を見たほうが、見栄えがよろしいんでっしゃろな!
近くを流れてる川のマルエン橋から、ここ絶景ポイントですねんや!
なんか雑木林の中やった記憶おます。
もちろん、観光客だらけでおましたぁ!
まちがいだらけの建造物やがぁ、ドイツにゃあるまじき作品ちゅうんで、一番人気やってぇ!
・お城の中は、まるで記憶おまへんにゃ。
特筆すべきもんがなかったぁ?
多分、中の造作まで、目立つ細工するお金がなかったぁ。
もしかすると、中の見学、割愛してんかなぁ?
なんせ、格安のツアーやってん!
短い時間で、ぎょうさん見学するハードスケジュールでおましたぁ!
行列避けましてなぁ、朝もはよから並びますんや。
観光する建造物の入り口にゃ、いつも早朝に日本からの団体はんが見られましてん。
朝のレストランでも、扉の前に日本人、当たり前でしてん。
時間前のたむろ、日本の常識!
これこれ 世界の非常識でおましてんや!

D2 そうや、思い出しましたぁ!
ここまで、野を声山超えて、バスできましてん。
・オーストリアのザルツブルグからでおましたぁ。

ツアーバスの中じゃ、日本語ばっかしでしてん。
外国語がないバス、日本の観光旅行みたいでしたぁ。
いや、どらいばーはんドイツ人!ひたすら前方を睨んでまぁす。
観光地、外国語は少ないんでおます。
外国人の観光客はおりますんやがぁ?
ほんま 少人数で、観光しとりますんや。でっかい声を出すことありまへん!

しゃべってるでかい声、そう 日本語だらけ?団体はんやぁ!
そうやん、現地案内人やかて、現地在住の日本人アルバイトでしてん。
いやぁ そんな場所ばっかし連れていく添乗員、
メインスポットやもんしゃぁおへんわぁ!
そんなんで、独り歩きでける時間少ないんでおます。
なんか、 外国にきてる感覚があんましないんでおます。
バックパッカーで独り旅してる若者は、外国ようつかんでるやろな?
ツアーじゃ、その国のさわりだけや?
おいら、その国の国民の特徴を知りたいと思うてるんやがぁ??

・山の中を走る、長い長いバスの中なぁ?
本日の予定をしゃべってるん日本からの添乗員はんやってん!
座席のいっちゃん前の座席でな。見晴らしの良い特等席でやぁ!
この特等席は、事故あっても対象外の席なんやってぇ!
ほんでぇ、お客はんを乗せないシートやそうな。
そうやったぁ、タクシーも助手席は乗せへんかったぁなぁ。ヨーロッパでおましたぁ!

話によれば、バスもガイドも和製の観光会社やってんや。
パリやウイーンにゃ、日本からの団体旅行が多いんでぇ。
旅行社が共同で観光会社を運営してるんやそうな?
そういやぁ、 団体で観光旅行するん、日本人が多いもんやったぁ。
欧米の旅行者なんかは、個人とか仲間数人の観光やったぁ。
なんせ、個人主義の欧米人やもんな!!
旗たてて歩く集団、しょうにあわんのかいなぁ?
団体ツアーは、安あがりなんやでぇ!
あんたら、これ 知らんのやろっ?

そんなんで、ツアーが観光事業として成立すると思うてないんやそうな?
そやから、バスと運転手だけなんやってぇ!
スイスもドイツも、運転手だけなんやそうな。
そのうえ、日本語が通じまへんにゃ。ドイツのおじさん!
添乗員はん、ブロークン英語で話してましたわぁ!

・どっちゃを向いても山が続いてるだけのバス旅やん。
バスガイドの声もないしなぁ、
時々添乗員半の解説の声あるだけやん。

長い旅で、お疲れぎみのメンバーやん、会話もあれへんかったぁ。
山また山という単調な時間やぁ、
おいら、山が近いとこで生まれ育ちましてんや!
国は違えど、山にゃ変わりおまへんわぁ。
長い長い、単調な景色でしてん。
100km、眠るばっかしやったぁ。
目覚めたら、検問所やったぁ。そこのパーキング!
なんや ここは?
あっそうや、国境やってんや!
周りは、山ばっかしやでぇ。
あれが税関ちゅうことかいなぁ、ちっちゃいな?
添乗員はん、独りで手続きなんやぁ?
みんなはと見たら、タックスの窓口の列にいましてん。
国民に対する物品税は、返すでぇ。外国人にゃぁ!
免税店だけやのうて、他でもそない買うてんかぁ??

・運転手はん、総ての窓ガラスを拭きはじめたぁ。
車内掃除もやぁ。
えらいおじいちゃんやったぁ!
言葉が通じまへんでしてんや。
おいらも外に出ましてん。
ここは、ドイツの南の端やん。
あったかいとこなんや、広葉樹ばっかしやったぁ!
日本にある樹木に似てるんやがぁ?
よう分からんもんやってん。
走りだしたバス、ようやく家並みが見えるとこまできましたぁ。
まもなく、ノイッシュバンシュタイン城やという。
ほんまぁ、疲れましたぁ。みなはんがぁ!


D3 ドイツは、観光産業の発展を願って、観光街道を作ってましてんや!
いや、日本の東海道みたいな道路やおへん。
それに鉄道も網ほどおまへん。
観光地をつなぐルートのことでおます。
いくつも観光街道を作りましてキャンペーンしてましたぁ!
このノイッシュバンシュタイン城から、北野ほうにあるローデンブルグ城の南北ルートをロマンチック街道言いますんや!
ここで交差する東西のルートを古城街道と言いますねん。
このあたりをメインにして、日本の観光会社も宣伝してますんや。
おいらの観光ルートもそないですんや。
・ノイッシュバンシュタイン城からロマンチック街道を北へ。
北の端のローデンブルグ城でおます。
さらに古城街道を西へハイデルベルグ城に行きましてん。
そっから、さらにライン川にいきましてん。
そこで、船にのってソレコソライン下りでおましたぁ!
そんな予定で、田園と古城の中を、ひたすら走るバスでしてんや!



D4 ローデンブルグ城にやってきましたぁ!
360kmほどをバスで乗りきりましてんや。ロマンチック街道!
中世のドイツにゃ、20000個もお城があったんやそうな?
まぁ そないして村を護る必要がおましてんや!
日本流に言えば戦国時代ですかなぁ。中世ヨーロッパ!
外敵を防ぐための外壁であり兵士であったんやそうな。
まぁ 外敵にゃ、宗教の派閥争いがあったんやそうな?
そういやぁ、キリスト教徒のカトリックとプロテスタントのあくなき戦いがあったなぁ!
ほんでもなぁ、げんざいじゃ、残ってるん10%やという。戦災でぇ!


そんなんでも、見学するん無理やん、バスの窓からやぁ!
まぁ 葡萄畑の中の古城やん。
どれもおんなじに見えますわぁ!

*写真:  ローデンブルグ城
バスが古城に近づいた時点で、全景を撮影しておきたかったなぁ。多分 みなはん、長い旅でイ眠りしてましてんやろなっ!



・広い広い葡萄畑の中にあるお城でんな。
周りが4kmほどの城壁がおましてん。
高さが4mほどかいなぁ?
城門がいくつかおましてん。
城内にゃ、ぎょうさんの村人が、安心して暮らしてましてんやな。中世?
農作業に出る時にゃ、兵隊が護衛していくんやってぇ!
城壁にゃ、見張り所あってん。
上は、歩道になぁ。壊れてへんとこだけ、ウオーキングでけましたぁ!

・一つの村みたいでんな?ローデンブルグ城!
集団生活で、協力しあって暮らしを支えててんや。
塀だけじゃ、敵からの攻撃を防げないんで兵隊もいててんや。
おおきな川に挟まれた場所にありましてん。
水面まで50mほどあったかなぁ。
こりゃ ほんまの要塞やわぁ!

・おいらのバス、どの入り口から入ってんかいなぁ?
昔からの家がおましてん。バロック様式いいましたかなぁ?
中央に広場おましてん、公園でっかな。
そこに高い建物おましてん。
市役所って感じでしたぁ。
そこの高いとこにある時計台がおもしろかってん。
時報の時に、扉が開いて音楽あったと思いまっさ!
それに、確か 人形が踊ってた気しまっさ!
現地案内人の説明を聞きもって、歩いた記憶おます。
現在じゃ、20000人ほどやという。
ホテルもカフェも、お土産屋もありましてん。
もちろん教会もありましたぁ!
これも観光かぁ?
農作業に出ていく一団が通りましたぁ。
ちゃんと 護衛の兵士がしたがってましてんや!

*写真:  ローデンブルグ城の出入口の城門
二つの大川に挟まれた自然の要塞というローベンブルグ城。そんなんで観光化しとりますんやなぁ。いくつも城門おましてんや。

*写真:  お城の外の風景
お国が違えども、田園風景、にたようなもんですわぁ!




D4 350kmを北から南へ、折り返すバスでしてん。
早朝に出てきてんで、よう寝たぁ!
古代から何度もあったろなぁ?戦争!
戦災から逃れた街、中世そのものというハイデルベルグの街へやってきましたぁ!

*写真:  
日本流に言えば、城跡(しろあと)でおますなぁ。戦禍で殆ど残ってまへんわぁ!


このハイデルベルグも川を挟んで旧市街地と新市街地がおましたぁ。
観光客、ドイツにきたら、必ず訪れるというハイデルベルグでおます。
小高い山の上に、ハイデルベルグ城がおましてん。
戦禍の中で残ってるん、ほんま少しだけやがぁ?
崩れた城壁や建物が、暗い感じやったなぁ!
こりゃぁ ほんまぁ遺跡やんかぁ!

・街のなかにゃ、古い教会もおましたぁ!
あんまし、人影おませんでしてん。
一般市民、少ないんかもな。
公園になってる広場もおましてん。
たぶん、集会するスペースやってんやろな?

*写真: 中世の古い教会
ふるいなぁ、ふるいわぁ、よう潰れへんかってんやぁ!


・世界で一番古い大學というハイデルベルグ大學がおましたぁ。
入り口を入ったら、学生牢がおましてん。
規則に違反したら、ここでお仕置きやったんやってぇ!
中世やん、有無をいわせぬ時代やってんやなぁ!

・そうそう ハイデルベルグ城のある丘の反対側にゃ、ちょっとした山あって、市街地を一望でけるとこおましたぁ!
こりゃ 展望台やぁ。
歴史的な中世の街を認識でけましてん。
それに、市民のウオーキングコースにもなってましたぁ。
時間がありゃ、散歩してじっくり中世を感じたかったわぁ! 


d5バス、 どっちゃの方へ走ってんかいなぁ?
おそらく西の方でんな、フランクフルトの方やぁ。
そう ライン川の中流のあたりですわぁ!
ほれ 有名な歌、  ローレライの伝説のある狭し川で急流になってるとこですわぁ!
ここに 彼女の哀しい歌が聞こえるという岩がおますんや!
観光船でクルーズしましてなぁ。
お昼なもんで、なぁんも聞こえまへんどしたわぁ!

*写真:  ローレライの岩
12mほどあるかなぁ、高くそびえてましたわぁ。くわしゅうは、ネットで見ておくれやすなぁ!

・船を降りて岩のそばにいった記憶おまへん。
多分 急流なもんで、船から見たんでっしゃろっ?
かすかな記憶は、船で伝説とか歌とか、ドイツ語でやってたと思いますわぁ!
まぁ こんな急流で曲がってるんや。
船の遭難あっても不思議やおへんわぁ!


※参考 ホームページ
ローレライ | ライン渓谷中流上部 | 世界遺産オンラインガイド
https://worldheritagesite.xyz/contents/loreley/


☆ライン川クルーズを終わって、
フランクフルトの街へいったとおもいますなぁ。
その後、空港から、北極回りでぇ。
大阪伊丹空港へ、一飛びやったと思う。
北極やウラル山脈を見たかったがぁ。
飛行機に乗って機内食終わったら、すぐ眠りこんでましてんや!
目が覚めたら、お昼の伊丹空港でしてんや!
ううぅん 長い長い長い、もうへとへとの状態でなぁ。
我が家じゃ、何時間もつづけて寝てましたわぁ。アハハハ
!  by 白雀  (2022.09.12.記)